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【GPSについて】

IDインソールはGPSなどのハイテクは使っておりません。昨今、高齢者の外出、徘徊、行方不明などといったお困りごとの解決にGPSを活用したグッズが多く市販されていますがGPS装置を有した機器が機能するようになるのはなかなか難しいことではないかと思うのです。

 

まず、認知症やその周辺症状の懸念があるご高齢の方自身が、GPSの発信機が着いた機器を持って外出してくださらなくてはなりません。 GPSは電池で衛星からの電波を受信そして発信しますから、電池のメンテナンス=充電も必要です。

 

ご高齢の、しかも認知症を患っていらっしゃる方ご自身にメンテナンスをしていただき、さらに外出時に自ら能動的にその機械を携行していただくのは困難です。 そこで、「GPSインソール」なる靴の中敷きもあるようですが、かなりの高額商品です。 これはビーコンという(信号を半径数十メートル範囲に発信する発信機器)技術を活用して使うものであり数多くの信号受信機器を必要とします。

 

GPS機器のように衛星から発せられる電波で位置情報を測定する方法とは異なったものです。 

この「GPSインソール」という名称のビーコン装置もやはり、充電の必要もありますから、おひとり暮らしのご高齢者には不向きです。

 

しかも、ビーコン装置から発信される電波を街中で拾って受信する装置=インフラ(あるいは街中の多くの人のスマホにアプリを入れておくこと)も必要です。

 

 当然、行政で、相当な金額の予算を投じてインフラ整備をしなくてはなりません。 上記のように考えますと、行政で、1セット2,000円(税別)のIDインソールをご高齢の方に配っていただき、 普段使いの靴に中敷きにとして入れておいていただき、お巡りさんはもちろん、 街中の方が緑色のチャームが着いた靴を履いているご高齢の方を見かけたら一声かけてくだされば、もしもの時に履いている靴の中敷きに その方のご住所やお名前、連絡先などが書かれており、すぐにご家族に連絡を取ることが可能なのです。

 

IDインソールのこの利点を市民の皆さんに徹底的に周知していただくことが、よっぽどお金もかからず、街全体で高齢の方を見守る温かい街づくりになるのではないでしょうか?